北京
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中国共産党中央政治局常任委員でもある韓正副総理は8日北京で、シンガポールのヘン・ スイキャット副首相とテレビ会議形式で会談し、中国・シンガポール二国間協力共同委員会の第16回会議、蘇州工業パーク共同調整理事会の第21回会議、天津エコシティ共同調整理事会の第12回会議、第4回中国・シンガポール(重慶)戦略的コネクティビティモデルプロジェクト共同調整理事会の第4回会議を共同主宰しました。
今年、中国とシンガポールは国交樹立30周年を迎え、両国の関係は勢いのある発展を維持しています。韓副総理によりますと、両国の首脳は緊密なコミュニケーションを保っており、二国間関係の発展のための戦略的指導を行ってきました。また、感染症対策と開発における両国の協力は見所も多く、地域内の国際協力におけるモデルとなっているということです。韓副総理は「中国はシンガポールと協力して両国の新たな発展状況と要求を考慮し、協力の次なる段階の方向性と焦点を共に計画し、質の高い『一帯一路』の構築を継続していく。また、地域発展協力を深め、両国のイノベーションと協力のレベルを向上させ、多国間主義と自由貿易を守るために手を携え、互恵・ウィンウィンという協力の新境地を切り開いていきたい」と述べました。
一方、ヘン副首相は「シンガポールは中国との戦略的な交流を重視しており、緊密な協力関係を維持し、発展戦略の結びつきを深め、協力メカニズムを改善し、秩序立った通常の人的交流を再開することを望んでいる。また、中国とのワクチン協力を強化し、公衆衛生上の緊急事態への対応力を高めていきたい」と述べました。(ミン・イヒョウ、CK)