北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席とネパールのバンダリ大統領が8日、書簡を交わし、チョモランマ(日本名:エベレスト)の最新標高を共同で宣言しました。
習主席によりますと、昨年、中国とネパールはチョモランマの最新標高を共同宣言することで合意に達していました。この1年間、両国のチームは様々な困難を乗り越えて地道に努力を重ね、世界標高基準に基づくチョモランマの雪面標高を確定したということです。これに対し習主席は「本日、私はバンダリ大統領と共に、中国とネパールを代表して、チョモランマの最新標高は8848.86メートルであることを世界に向けて正式に宣言する」としました。また、「チョモランマは世代を超えた両国友好の重要なシンボルである」と記し、両国がこの世界最高峰を中国とネパールの境界峰として、また「中国・ネパール友好峰」として設定していることを強調しました。今回のチョモランマ最新標高の発表は、画期的な意義があり、中国・ネパール関係発展の高いレベルを十分に反映しています。習主席は、中国が今後もネパールと協力して、チョモランマの生態環境保護と科学研究協力を積極的に推進し、両国共有の貴重な財産と国土を守っていく意向を示しました。
一方、双方がチョモランマの最新標高を共同宣言したことについてバンダリ大統領は、「歴史的意義がある。習近平国家主席の昨年のネパール訪問は、中国とネパールの両国関係と二国間協力を新しい時代へと押し上げた」と記し、両国政府が今後も、習主席のネパール訪問時に達成された共通認識を実行し、経済社会の発展と繁栄の実現に向けて協力していく考えを示しました。(ミン・イヒョウ、CK)