北京
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王毅国務委員兼外交部長は7日、北京で、米中ビジネス協議会(USCBC)取締役会代表団と遠隔映像対話を行いました。その際、王部長は「中米関係の行方がどうなるかは、米国の正しい選択や双方の共同の努力による。米中ビジネス協議会と米商工業界の人々が両国関係が正しい発展の軌道に戻れるよう引き続き役割を果たし、前向きに貢献することを望む」との見方を示しました。
また、「当面の急務は、中米関係の安定的な移行に向けて双方が共に努力し、様々な妨害を取り除いていくことである。同時に、次の段階の中米関係の対話が再開し、正しい軌道に戻り、相互信頼を再建するよう、両国と両国人民の共通利益に合致する方向に沿って努力することである」と述べました。
王部長はさらに、「中国は対話の扉をいつでも開いている。双方は対話、協力、相違点のコントロールの三つに分類して考え、中米関係を全体的に整理、維持、発展させるために、より明確なルートを提供していくことができる」と強調しました。
今回の交流には、米中ビジネス協議会理事会のトム・ラインバーガー理事長や米中ビジネス協議会のクレイグ・アレン会長をはじめ、ゼネラル・モーターズなど10社の米国企業の責任者が参加しました。出席した米側代表は、米中ビジネス協議会は米中関係を重視しており、米商工業界は米中双方が対話を強化し、二国間相互信頼を再建し、両国の関係を再び正しい軌道に戻すことを推進し、中国の新たな発展構造の中でより大きな役割を果たすことを期待していると表明しました。(閣、浅野)