北京
PM2.577
23/19
米科学誌「サイエンス」は4日、中国の量子コンピュータが大きな突破を成し遂げたと発表しました。中国科学技術大学の潘建偉、陸朝陽ら学者陣は76の光子を感知できる量子コンピュータの試作品「九章」を作り、 “ガウシアンボソン サンプリング”(GBS)を200秒で処理できるとのことです。実験結果によりますと、世界最高レベルのスーパーコンピュータより100兆倍、グーグルコンピュータより100億倍速く“演算”できる量子コンピュータだということです。
これにより、中国は世界で「量子優越性」を実現した2カ国目となりました。国際メディアはこの注目に値する成果について相次いで評価を示しています。
米科学誌「サイエンス」に掲載された中国の量子コンピュータの最新成果
米科学誌「サイエンス」の編集者は、中国の量子コンピュータ成果について、「最先端の実験で、大きな成果である」と評価しました。
英週刊科学誌「ニュー・サイエンティスト」
イギリスの週刊科学誌「ニュー・サイエンティスト」はホームページで「九章」の計算方法と作業原理を詳しく紹介しました。(玉華、CK)