北京
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無人月面探査機「嫦娥5号」が3日午後11時10分(日本時間4日午前0時10分)、月で採取したサンプルを運ぶ上昇機を軌道に送りました。これは、中国が初めて地球外の天体で離陸を実現させたものです。
点火離陸前、着陸機と上昇機が一体化した機器が月面で国旗展示を行い、その後両機は分離しました。今回の国旗展示も中国が月の上で初めて実現させた国旗の「独立展示」です。点火離陸後、上昇機は垂直の上昇、姿勢調整、軌道に乗るという三つの段階を経て、予定の月周回軌道に入りました。その後、待機していた周回機とドッキングし、月で採取したサンプルが帰還機に移されました。帰還機は地球に帰還する準備をし、月から地球に向かうチャンスを待っています。(藍、浅野)