北京
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オーストラリア元国連駐在員のキャバン・ハーグ(Cavan Hogue)氏は2日、豪メディアを通して『ゾウとネズミ(The elephant and the mouse)』をテーマとする論評を発表し、中国との紛争が起きれば豪州は負けるに違いないとして、「予想できるのは、豪州の政治家とマスコミのヒステリックな熱狂だ。米英が豪州を支持する姿勢を見せていることは、豪州の主権がすでに裏で操縦されていることを物語る」と指摘しました。
ハーグ氏は「ひたすら中国を非難するのは全く意義のないことだ。豪州は自他ともにだましてはならない。豪州が中国を必要とすることと中国が豪州を必要とすることは同じことだからだ。われわれは中国をより理解し、より冷静に現実に向き合わねばならない」と記しました。(ヒガシ、浅野)
写真説明:豪首相内閣元責任者ジョン・メナジェー(John Menadue)氏が開設した政策関連のブログ