北京
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報道によりますと、オーストラリアのレイノルズ国防長官はこのほど、米国と極超音速ミサイルを共同開発し、同様の兵器を開発している中国とロシアの脅威に対抗すると発表したということです。
中国外交部の華春瑩報道官は3日の定例記者会見で、「中国はオーストラリアに自身の安全利益ニーズを客観的に評価し、国家間の相互信頼を深めることと、地域の安定維持の促進に力を尽くすよう促す」と述べました。
華春瑩報道官はまた、「近年、アメリカは極超音速兵器開発の先頭に立ち、それがこうした兵器の軍備競争の勢いの激化を招き、全世界の戦略的な安定に深刻な影響を及ぼしている。オーストラリアはアメリカにピッタリと追随して『中国脅威論』や『ロシア脅威論』を煽り立て、自国の軍備拡張の言い訳としている。中国には米国のような全世界的な戦争戦略や計画はなく、オーストラリアはもとより、他の国とも軍備競争を展開しようなどという興味はない」と強調しました。(馬げつ・坂下)