北京
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デジタル分科会の様子
「第16回北京−東京フォーラム」の一環として、デジタル分科会が1日午後に行われ、中日両国の専門家が「デジタル経済の将来と中日技術協力」について討議を繰り広げています。
日本側の専門家から、「新型コロナの収束時期に中国で使われている『健康コード』(健康碼)のデータは他の分野で濫用される危険性があるか」という懸念が示されました。
これについて、科技日報社の房漢廷副社長は、「濫用される心配はない。『健康コード』は新型コロナ予防・抑制という緊急状態下で導入されたもので、人々の疫情に関連する移動ルートだけを追跡している。また、中国は法律・法規面でプライバシーの流出と利用に十分な空間と保護を与えていると同時に、より規範化・マクロ化した応用を検討している」と回答しました。
「健康コード」は、新型コロナ下における人々の健康状況を示すものです。中国では行動経路などを基に緑色(安全)、黄色(14日以内に感染者が存在する地域にいたことがある)、赤色(隔離を要求されている)の三色で分類され、動態管理を確認することができます。(文責・写真:怡康)