北京
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李克強総理は30日午後、ビデオ会議の形で開かれた上海協力機構(SCO)加盟国首脳(首相)理事会第19回会議に出席し、SCOの今後の発展についての提案をしました。
李総理は「参加各国は合同対テロ演習や『脱過激化』をめぐる協力を継続し、データの安全管理能力を高め、地域の平和と安定を守らなければならない。また、開放と協力を堅持し、SCO該当地域の貿易と投資の自由化と利便化をレベルアップさせ、産業チェーンとサプライチェーンを確保し、この地域で『ファスト・レーン』や『グリーンレーン』のネットワークを構築する。デジタル経済分野など、協力の成長ポイントを積極的に育て、新産業と新業態を創出し、経済の質の高い発展と『グリーン・リカバリー』を推進する」と主張した上で、「健康、文化、スポーツなどの協力の新しい可能性を引き出し、新型コロナウイルス用ワクチンや薬品の開発に関する協力を加速する必要がある。中国は、ワクチンの普及や負担可能性の問題について貢献していく」と述べました。(鵬、鈴木)