中国・ASEAN博覧会、コロナ対策グッズに注目

　第17回中国・ASEAN博覧会が中国南部・広西チワン族自治区の南寧市で開催されています。初披露となるコロナ対策グッズの展示エリアが、多くの来場者から注目を集めています。

　今年初めて設けられた公衆衛生防疫展示エリアでは、救急車などの大型機器から防護服やマスクなどの小型品までが幅広く展示されています。感染対策グッズを生産する中国企業にとっては、大きなビジネスチャンスとなりました。

　最新の統計データによると、中国・ASEAN自由貿易圏の設立から10年間で、7000種類の製品が自由貿易圏の枠組み内で関税ゼロの優遇を受けているということです。