交通運輸部、感染症予防で輸入冷凍食品の物流管理を強化

2020-11-27 17:32 CRI

　最近、全国各地で輸入冷凍食品の包装やサンプルから新型コロナウイルスが検出されたことが相次いで報告されました。交通運輸部の孫文剣報道官は27日に行われた定例記者会見で、「関係する従業員の安全保護の強化、運搬手段の消毒の厳格な実施、情報登録制度の強化などによって、冷凍食品の物流によるウイルスの伝播を断固として遮断していく」と述べました。

　交通運輸部はこのほど、『陸路、水路による輸入冷凍食品物流における新型コロナウイルス予防・抑制と消毒に関するガイドライン』を公布しました。輸入冷凍食品の積み下ろし、輸送過程における予防・抑制や消毒に関する要求を明確化し、それらの業務に従事する従事者の安全保護、及び緊急対応要件も明確化しました。また、冷凍食品を輸送する企業に対して、運送する貨物や使用車両、船舶、乗務員、乗組員、荷積みと荷下ろしに従事する者や荷受人の情報を正確に登録すること要求しています。さらに、仕入先の情報が提出できない輸入冷凍食品の運送を禁止すると強調しています。（藍、坂下）