北京
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新華通信社傘下の新聞、参考消息のウェブサイトは24日、日本経済新聞の23日付記事を要約する形で、「日本人研究者、中国流出続く」と報じています。
それによりますと、日本の研究者が中国へ研究活動の拠点を求める動きが注目されています。中国政府が優れた研究者を世界各国から招致しているのに加え、日本国内の大学などでは研究ポストが見つかりにくい事情もあります。
中国・浙江大学の教授で霊長類の脳の遺伝子を研究する高畑亨氏は、2014年に同大学に採用されました。同氏は、浙江大学の研究環境は恵まれていて、新設の研究所に自分の研究室があると評価しています。同大学は、研究成果に対する要求は厳しいが、成果を上げた研究者への報酬は日本より断然多いとのことです。
中国に流出しているのは若手だけではありません。日本の国立天文台の梶野敏貴教授(64)は、北京航空航天大学のビッグバン宇宙論元素起源国際研究センターの所長を務めています。理論物理学の権威として中国から熱心に招かれ、手厚い年俸が提供されています。梶野教授は、研究活動の半分を中国で行っています。「中国の学生はやる気が高く、教える側のやりがいがある」と語っています。
中国で研究する日本人は増加が続いています。日本の外務省の統計によると、17年10月時点で、中国に在留する研究者らは約8000人とのことです。日本の文部科学省の統計によると、中国での滞在期間が1カ月以内の日本人研究者は18年度が1万8460人と14年度比約25%増で4年連続の増加となっています。(Mou、柳川)