中・露副総理がエネルギー協力会議を主宰

　中国・ロシアエネルギー協力委員会の中国側代表を務める韓正中国共産党中央政治局常務委員・国務院副総理は24日北京で、ロシア側代表のアレクサンドル・ノヴァク副首相と共に、テレビ会議形式の中・露エネルギー協力委員会第17回会議を主宰しました。

　その際、韓副総理は、「新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延と景気の悪化に直面しても、両国のエネルギー協力は強い強靭性と生命力を示し、エネルギー貿易が大幅に増加し、重要プロジェクトは着実に進められ、協力の成果が次々と現れている。中国はロシアと共に、新時代の中露全面戦略協力パートナシップを旗印に、両国元首の重要な共通認識を着実に実行し、エネルギー協力が前進し、より多くの実質的な成果が収められるよう推し進めていきたい」と語りました。

　一方、ノヴァク副首相は「新型コロナ感染症に直面して、中国とロシアは重要な両国間および多国間の政治的議題について力を合わせて協力し、各分野での協力は速やかに前進の軌道に戻った。ロシアは中国と共に、両国元首の重要な共通認識を着実に実行し、エネルギー分野を含む全方位的な協力を強化し、両国関係を一段階引き上げていけるよう推し進めたい」と語りました。（李、謙）