北京
PM2.577
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「健康コード」がないことによる外出時の不便、病院でのオンラインによる予約や診療、ネット通販……。ITの急速な発展は、多くの人に利便性をもたらす一方で、高齢者の前に目に見えない「溝」を描き出しています。
国務院は24日、「高齢者の知能技術運用困難の着実な解決に関する実施方案」(以下「方案」)を公布し、高齢者がITの利用で直面する難点について、解決案を示しました。
方案では、車の予約や診療など多くの分野について規定しています。オンライン配車サービスを提供する企業に対しては、アプリの最適化や「ワンボタン配車」機能の増設、高齢者への優先的な配車を求めています。鉄道、道路、水上輸送、民間航空などの公共交通機関に対しては、現金、紙のチケット、証明書などによる乗車方法の維持を求めています。医療機関や関連企業に対しては、電話、オンライン、現場など多様な予約方式を整備するとともに、院内に案内係やボランティアなどを配置するなどして、高齢者向けの診療ガイドサービスを提供することを求めています。(李、柳川)