北京
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中国は24日午前4時30分、海南島の文昌航天発射場から、ロケット「長征五号遙五」に搭載された月面探査機「嫦娥五号」を打ち上げ、予定の軌道に投入しました。「嫦娥五号」は、中国初の宇宙のサンプルを採取した後、地球に帰還する作業を始めます。
「嫦娥五号」事業の主な科学目標は、着陸区域の表面の探測、地質的背景の探査を行って、月面サンプル関連の現場分析データを獲得すると共に、現場探測データと実験室における分析データ間のつながりを構築することです。また、実験室における月面サンプルに対する系統的、長期的研究を通じて、月面土壌の構造や物理的特徴、物質の構成を分析し、月の形成原因や進化の歴史に関する研究を深めていきます。(朱、浅野)