北京
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アジア太平洋経済協力会議(APEC)の第27回非公式首脳会議が20日、オンライン形式で開かれました。会議の主催側として、マレーシアのムヒディン首相は開幕の挨拶の中でAPECメンバーに対し、感染症対策を行う上での結束力の強化とコロナ後の地域経済回復への共同での取り組みを呼びかけました。
ムヒディン首相は、「APECは発足以来、地域協力を推進することによって、域内の経済や貿易、投資の活性化と経済発展を大いに促進してきた。APECメンバーが共同で感染症に立ち向かう現在、その役割は一層際立っている」と指摘しました。
さらに、コロナ後の経済回復への取り組みについて「APECは中心的な役割を担っている。各経済体は貿易と投資を通じて、現段階の経済の下振れ傾向を食い止め、地域経済の回復と発展を推進するための持続可能で包容力のある道を切り開くべきだ」と強調しました。(洋、謙)