北京
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権威ある医学誌「ランセット感染症(The Lancet Infectious Diseases)」は18日、中国の新型コロナウイルスワクチンに関する論文を掲載しました。論文によりますと、中国の製薬大手、科興生物(シノバック・バイオテック)が開発したワクチン「コロナバック」は、初期段階の試験結果から、急速な免疫反応の誘導が確認され、パンデミック時における緊急使用に適しているとのことです。
論文はコロナバックの第1相と第2相の臨床試験結果を評価しました。研究者らはウイルスからの十分な保護を提供できると述べています。
中国企業が開発したコロナバックと他の4つのワクチン候補は現在、後期段階の試験に入っています。
論文の執筆者の一人である朱鳳才教授によりますと、コロナバックは、14日間隔で2回投与することにより、免疫から4週間以内に急速な抗体反応を誘発できるとのことです。
研究者らは、ワクチンによって生成された免疫反応がウイルス感染から人々を保護するのに十分であるかどうかを判断するには、大規模な後期段階試験、すなわち第3相試験の結果が重要であり、今後の課題は抗体反応の持続時間の研究だとしています。(朱、柳川)