北京
PM2.577
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習近平中国共産党中央委員会総書記は16日、ミャンマーの与党・国民民主連盟の党首であるアウン・サン・スー・チー国家顧問宛に書簡を送り、このほど行われた総選挙で国民民主連盟が再選したことを祝賀しました。
習総書記は書簡の中で、「予定通りに総選挙が実施され、国民民主連盟が再選したことを受け、アウン・サン・スー・チー国家顧問とミャンマー人民を心から祝賀する。党首であるアウン・サン・スー・チー国家顧問の指導のもと、国民民主連盟は必ずや、国を繁栄させ強くしていくという崇高な道のりにおいて、より大きな成果を遂げるものと信じている」と強調しました。
また、「中国とミャンマーは国土がつながり、胞波(血を分けた兄弟)の絆で結ばれた、よき隣国である。今年は国交樹立70周年を迎え、共同で祝った。年初に行われたミャンマー公式訪問では、運命共同体の構築について合意に達し、両国関係の新時代が切り開かれた。また、新型コロナウイルス感染症の発生後に、両党、両国は支え合い、助け合い、見守り合ってきた。実際の行動を通して、苦難を共にし、同じ舟で助け合うという運命共同体の精神をアピールした」と表しました。
さらに、「中国共産党はミャンマー国民民主連盟と密接かつ友好的な往来を保つと同時に、両国関係の健全化と安定化に向けて重要な役割を果たしていきたい。中国は両党と両国の関係発展を非常に重要視している」としたうえで、「アウン・サン・スー・チー国家顧問と共に、両党・両国関係に対する政治的指導力を強化し、執政党間の交流と相互促進を深めると同時に、『一帯一路』の共同構築や、両国の経済回廊の枠組み内での各分野における実務協力を推し進め、国境の平和と安定を維持していきたい。そして、両国の運命共同体が実り豊かな成果を挙げるよう尽力し、両国と両国人民にさらなる幸福をもたらしていきたい」と示しました。(朱、謙)