北京
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王岐山国家副主席は16日に開催された2020イノベーション経済フォーラムテレビ会議で、基調演説を行いました。
王副主席はその際、「中国は変局に直面し、新たな発展理念を貫いて、新たな歴史的な飛躍を遂げようとしている。中国は実際の行動で輸入を拡大し、より法治化・グローバル化・利便化したビジネス環境づくりに励んでいる。対外開放の新スポットを作り上げ、『一帯一路』の共同建設を推進し、多国間や地域の経済協力を深化させ、経済のグローバル化がより開放的かつ包括的で、みんなが恵まれる、バランスの取れたウィン・ウィンの方向に向かって発展していくよう取り組んでいる」と指摘しました。
王副主席はまた、「世界経済の分業と協力の論理は変わっていない。経済のグローバル化の勢いも変わっていない。世界各国は行動を取り、新型コロナウイルス感染症との戦いで予防・抑制の協力メカニズムを共に確立し、助け合って共に前進するイノベーション協力のネットワークやみんなが恵まれるウィン・ウィンな開放型の世界経済、理性的で包括的な社会の雰囲気づくりに取り組んでいくべきだ。互いに知る中で理解を深め、協力するうちに信じ合っていく。互いに鏡になって共に進歩していきたい」と強調しました。
なお、2020イノベーション経済フォーラムテレビ会議は、中国国際経済交流センターや米国のブルームバーグ、英国国際戦略研究所(IISS)などの共催によるものです。(藍、浅野)