北京
PM2.577
3/-2
外交部の趙立堅報道官は16日の定例記者会見で、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の調印が地域経済の回復を力強く後押ししていくとの考えを示しました。
8年間にわたる交渉を経て、RCEPが15日に調印されたことで、世界最大規模の自由貿易圏が形成されました。これに対し、趙報道官は「地域経済一体化の重要な一里塚だ」と評価しました。
趙報道官はさらに「世界的なコロナ禍の今、世界経済の深刻な後退や、一国主義と保護主義の台頭を背景に、RCEPの調印は地域経済の回復を後押しし、世界経済の成長をけん引していく。これは、各側が多国間主義と自由貿易を守る決意を示した」と指摘しました。(洋、CK)