北京
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外交部の汪文斌報道官は13日、「海警法」の制定は中国全国人民代表大会の正常な立法活動であり、草案に関する内容は国際慣例や各国の実践に合致するとの認識を示しました。
全国人民代表大会は11月4日、「中華人民共和国海警法」(草案)を公布し、社会に向けて意見を募集しました。その内容は海外メディアの注目を集め、メディアは中国が海洋における主張を強化し、緊張を高めてしまうことを懸念しています。
これに対して、汪報道官は、「中国の海警は重要な国家行政執行力である。『中華人民共和国海警法』の制定は、海警機構の職能を位置づけ、権限措置と保障監督を明確にし、海警の権利執行、対外協力に法的根拠を提供するものである。これは中国海警が自身の職責と国際条約が定める義務をよりよく履行し、海上の良好な秩序を守ることを目的とする」と述べました。
さらに、「中国の海に関わる政策の立場が変わることはない。関係国と引き続き対話を通じて意見の相違点を協議し、地域の平和と安定を維持していく」との方針を示しました。(閣、星)