【CRI時評】浦東は「ハイレベルな制度型開放」の縮図

2020-11-13 14:31  CRI

 中国・上海浦東は12日、開発開放30周年を迎えた。過去30年間を振り返ってみると、浦東の発展の成果は世界を驚嘆させた。浦東は1029億5000万ドルの外資を誘致し、170の国と地域の3万6200社の外資企業、350社の多国籍企業の地域本部を誘致し、世界500大企業のうち346社が浦東で投資プロジェクトを行っている。

 習近平国家主席は浦東開発開放30周年祝賀大会で講演を行い、「ハイレベルな制度型開放を踏み込んで推し進め、国際的な協力と競争の新たな優位性を創出していく」と強調した。習主席のこの言葉は過去30年間の浦東の経験を総括したものであり、浦東の将来の発展に対する要請でもある。

 習主席が上海自貿試験区臨港新区の役割をよりよく発揮させ、「最高基準・最高レベルに対応し、より大きなレベルのストレステストを実施する」ことを強調し、いくつかの重点分野で率先的ブレークスルーを実現することに国際社会は注目している。この二つの「最高」と一つの「より大きい」は、設立から1年余りが経過した臨港新区の発展目標を明確にした。またそれは、世界を驚嘆させたテスラの「上海スピード」をより多く生み出すことだろう。

 「グローバルな資源配分能力を強化し、新たな発展の枠組みを構築する」ことは、同様に浦東がより高いレベルの改革開放を実現する上で重要なことだ。「国内の大循環の中心的結節点と国内・国際の二重循環が戦略的にリンクされるよう努力する」。この言葉は浦東の未来の発展方向であり、より多くの「発展のボーナス」を生み出して世界と共有することを予告するものだ。

 「結節点」と「リンク」をつくることは、「資金、情報、技術、人材、モノなどの要素の配分に対するグローバルな影響力を高める」必要があることを意味する。浦東が推進する国際的金融センター「陸家嘴金融城」のグローバルな資産配置の活力、科学技術イノベーションの産業団地「張江科学城」の科学技術イノベーション資源の配置能力は誰もが認めるところだ。浦東にある350社の多国籍企業の地域本部も中国の二重循環の相互促進の中で新たな発展の重点を見出そうとしている。ヘッドクォーター・エコノミーは「グローバル産業チェーンとサプライチェーンバリューチェーンの重要な部分」なるだろう。

 次の30年、浦東は立ち止まることはないだろう。引き続き浦東及び中国全体の発展が生み出したより多くのチャンスを世界と分かち合うことを希望する。(CRI論説員)

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