中国の輸入症例防止策　情勢に応じ動的に調整

2020-11-13 17:00 CRI

　国務院新型コロナウイルス感染症合同予防・抑制メカニズムは12日記者会見し、外交部の羅照輝副部長は「新型コロナウイルス感染症の世界的急拡大を受け、中国では輸入症例と国内での感染再拡大を防止することは最重要課題となり、輸入症例防止策は情勢に応じて動的に調整していく」と述べました。

　羅副部長は10日までに国民7万人以上がチャーター便などを利用して92カ国から帰国したことを明らかにし、「政府関連部門は移民・出入国管理とコールドチェーン経由の輸入食品に対する検疫を強化させ、現段階で海外ツアーを再開しない」との立場を表明しました。

　国家移民管理局の尹成基副局長は、「移民・出入国管理強化で国境検問所での管理とコントロールを厳格にし、不要な出入国を厳格に抑制し、国境地帯における人と乗り物の通行に対する管理を厳密にし、不法な出入国と犯罪活動を厳しく取り締まる」としました。（ジョウ、浅野）

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