北京
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外交部の汪文斌報道官は13日、北京で行われた定例記者会見で、全国人民代表大会常務委員会が公表した香港に関する決定について、一部の西側の国からの非難に対して再び応酬し、英国やオーストラリアなど一部の国はダブルスタンダードを停止し、中国内政への干渉を止めるよう促しました。汪報道官は、「もし関係国家が独り歩きしてしまえば、中国は必ず断固として、正当かつ必要な反応をしていく」と強調しました。
汪報道官は、また、「全国人民代表大会が関係の決定を公表した後、英国やオーストラリアなど一部の国は無責任な発言を行った。これは中国の内政に乱暴に干渉し、国際法や国際関係の基本的な準則に背くものである。中国は強く反対し、厳正な交渉を申し入れた」と述べました。
さらに汪報道官は、「公職者が国家制度に忠誠を尽くすと誓うことは国際的な慣例である。中国は『香港特別行政区立法会の議員は基本法を擁護し、特区に忠誠を尽くすべきだ』と明確に要求したが、英国とオーストラリアが非難した。これは典型的なダブルスタンダードである。どのような国でも、国を分裂しようと誓いに背き、法律に違反し、外部勢力と共謀する人が議員などの公職を担当することを許さないだろう」と指摘しました。
汪報道官は、「香港が祖国に復帰した後、『中英コミュニケ』で定め、英国側と関係する条項はすべて履行を終えた。英国は香港に対して、いかなる監督の権利はなく、コミュニケを利用して香港事務や中国の内政を干渉しようという権利もない。また、オーストラリアは深刻な難民や移民、先住民の権利などの問題を抱えている。香港事務について、英国とオーストラリアは、いかなる資格や道義、法的根拠で、口をはさむ権利はない」と指摘しました。(藍、星)