北京
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李克強総理は13日午後、テレビ会議の形で開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)ビジネス・投資サミットに出席し、映像で挨拶しました。李総理は、「運命共同体の理念を持ち、引き続きASEAN諸国との協力を推進し、多国間主義や自由貿易を擁護して、世界の平和と発展を維持していく」と表明しました。
李総理は、その際、「突如訪れた新型コロナウイルスによる肺炎の流行は、各国人民の生命の安全や健康を脅かしている。中国経済の第1~3四半期にようやく成長を回復させたが、14億の人口を抱える国にとって容易なことではない」と指摘しました。
李総理は、また、「中国は終始、世界貿易機関(WTO)の枠組み内で自由貿易を推し進め、地域の面で経済の一体化を推進していくことを主張している。中国は互恵・ウィンウィンの基礎を踏まえて、ASEAN諸国の発展戦略と連結させ、『一帯一路』建設における協力を推進していきたい。各国は一丸となって、手を携えて共に前進し、地域経済の回復や発展を推し進め、繁栄にまい進していくべきだ。それも世界経済の回復に大きな原動力を注いでいくだろう」と述べました。
さらに李総理は、「来年、中国とASEANは対話関係樹立30周年を迎える。互恵・ウィンウィンの方向に向かって発展していき、ビジネスや投資の協力において新たな局面を絶えず切り開き、中国とASEAN国民にさらに福祉をもたらすだけではなく、地域や世界の平和、安定と繁栄の維持にもプラスになると信じている」と示しました。(藍、星)