北京
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習近平主席は12日、長江河畔にある江蘇省南通市の五山地区浜江エリアを訪れ、現地で進められている長江沿岸環境の総合的な管理、長江水域における禁漁や漁業縮小の実施状況などを視察しました。
習主席は「1978年にもこの地区に来たことがあるが、今回は、長江経済帯と長江デルタ一体化の発展状況の調査研究のための訪問である。過去には衛生状況や整備が悪かった場所が、公園の緑化地帯になっている。本当に大きな変化を遂げた。このような幸せな暮らしは皆さんが一丸になって奮闘して得たものだ」と述べました。
習主席は次に、南通博物苑に足を運び、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した実業家の張謇の生涯を紹介する展示エリアで、中国の近代実業家である張謇が救国のために実業の勃興に献身した状況について理解を深めました。習主席は「張謇は実業を興すと同時に、教育や公益事業も積極的に興し、故郷に幸福をもたらし、住民を助けた。その影響力は奥が深い。張謇は中国の民間企業家の先賢であり模範だ。彼の活動は教育的意義を持つ。ここは愛国主義教育基地として、より多くの人々、とりわけ青少年が教えを得る場所であらねばならない」と強調しました。(朱、鈴木)