北京
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外交部の汪文斌報道官は13日の定例記者会見で、ポンペオ米国務長官による「台湾は中国の一部ではない」というでたらめな見解に反論し、「ポンペオ氏は自分の政治的私利のため、中米両国民の根本的利益を無視して、白黒をひっくり返し、嘘をでっちあげた。これは世論を乱し、情報を錯綜させ、中米関係をさらに破壊し、台湾地域の平和と安定を損なわせることが目的だ。その下心は世に知られている」と指摘しました。
汪報道官はさらに、「世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の領土の不可分の一部である。中華人民共和国政府は中国を代表する唯一の合法政府である。これは客観的事実であり、国際関係の基本準則でもある。一つの中国の原則に基づいて、中国はすでに世界180カ国と正式な外交関係を樹立している」と述べました。
また、「一つの中国の原則は中米関係の政治的基礎である。中国の核心的利益を損ない、内政に干渉するいかなる行為に対して中国は断固として反撃する。中国の統一という歴史的潮流を妨げることはできないとポンペオ氏らに伝えたい。米国は一つの中国の原則と中米の3つの共同コミュニケの規定を遵守し、いかなる形式の台湾との公式訪問や軍事関係を停止し、台湾地域の平和と安定や中米関係を損なうような言動をやめるべきである」と促しました。(閣、星)