北京
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23/19
外交部の汪文斌報道官は12日に北京で開かれた定例記者会見で、中国製新型コロナウイルスワクチンのフェーズⅢの臨床試験がブラジルで再開されたことに歓迎の意を表し、関連の協力プロジェクトが中国とブラジル並びに世界各国の人々の感染症との戦いに寄与できるという確信を伝えました。
報道によりますと、ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)が11日に声明を発表し、ブタンタン研究所が提供したデータを査定した結果、中国の製薬大手・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の新型コロナウイルスワクチンの治験再開を許可したということです。
これについて、汪報道官は「中国のワクチン開発は安全性と有効性を非常に重視し、国際基準や関連の法律法規を厳守している。これまで4種の中国製新型コロナワクチンがフェーズⅢの臨床試験に入り、いずれも基本的良好な安全性を示している」と述べました。(Lin、CK)