米国は直ちに内政干渉の停止を＝外交部

　外交部の汪文斌報道官は10日の記者会見で、「中国側は、米国が香港への介入を直ちに停止し、不当な制裁を撤回して、誤った道をこれ以上進まないよう促す」と述べました。

　関係筋によりますと、米国側は中国の香港国家安全法の実施を理由として、中国の高官4人に対する制裁を追加しました。これについて汪報道官は「米国の行為は香港事務に公然と介入し、中国の内政に横暴に干渉する、国際法と国際関係の基本ルールに深刻に違反している。中国側はこれに断固反対し、強く非難する。中国は法によって国を治めており、香港特区に法によって治められた社会がある。法がある限りはこれに則るべきであり、違法行為は必ず追求される」と述べました。（HJ　謙）