北京
PM2.577
23/19
中国の海外駐在大使館が新型コロナウイルス感染症の影響で、関係国の人員の中国訪問を一時停止すると発表したことについて、外交部の汪文斌報道官は5日の定例記者会見で、「これは中国が当面の新型コロナに対応するためにやむを得ず取った一時的な措置だ」と述べました。
報道によりますと、在ベルギー中国大使館、在英国中国大使館、在フィリピン中国大使館はそれぞれ通知を発表し、新型コロナの影響により、これらの国に滞在する人員が所有する有効な中国ビザと就労系、私的事務系、家族訪問系の在留許可を持って中国に入国することを一時停止すると発表しました。
これについて汪報道官は、「中国は多くの国の取り組みを参考にして、疫病の発生状況の情勢変化に応じながら関係者の訪中を調整することは理にかなっており、国際慣例にも合致し、理解も得られると信じている。疫病の状況変化に応じて、関係国の中国大使館は速やかに通知を発表する」と明らかにしました。(RYU、星)