北京
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「グリーン・低炭素・持続可能な発展」をテーマとした2020グローバル・エネルギー・インターコネクション(アジア)大会が2日、北京で開催されました。中国内外の出席者は「グローバルなエネルギーのインターコネクションを構築し、エネルギーの発展の二酸化炭素との分離および経済の発展の二酸化炭素排出との分離を実現することで、各国が長期にわたり直面している、発展と二酸化炭素の排出削減の矛盾を根本から解決できる」との認識で一致しました。
中国国家エネルギー局の監督管理総監、李冶氏によりますと、中国は近年、エネルギー関連のインフラ整備において、周辺諸国との相互連結を深く推し進めてきました。中国・中央アジア天然ガスパイプabc線、中国・カザフスタン原油パイプ、中国・ロシア石油・天然ガスパイプ、中国・ミャンマー原油・天然ガスパイプなど、多国籍の石油・天然ガスパイプの設置を終え、北西、東北、南西、海上の四つの石油・天然ガス輸入パイプを形成させました。
データによりますと、2020年9月末現在、中国のクリーンエネルギー発電設備の総容量は8.61億キロワットに達し、発電設備容量全体の41.7%を占めています。中国は世界最大のクリーン電力システムを構築しています。
中国は、9月に開催された第75回国連総会で、二酸化炭素排出のピークやカーボンニュートラルに関する目標を打ち出しました。その大国として責任を負う姿勢は、国際社会から高く評価され、各国は積極的に呼応しました。
2020グローバル・エネルギー・インターコネクション(アジア)大会は、中国の提唱により設立されたグローバル・エネルギー・インターコネクション発展協力機構と国連アジア太平洋経済社会委員会、国連西アジア経済社会委員会が共催したものです。中国内外から千人を超えるゲストが、オンライン+オフラインの形式で参加し、クリーン発展とアジアのモデルチェンジ、エネルギーのインターコネクションと開放・協力、エネルギー革命とカーボンニュートラルなどの議題をめぐって、交流や検討を行いました。(藍、柳川)