北京
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世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は現地時間30日、新型コロナウイルス肺炎に関する定例記者会見で、「新型コロナウイルスは健康に長期的な影響を与える。自然感染による『集団免疫』獲得の試みは道徳的と言えず、成功する可能性が低い。何百万人もの命が無駄に失われるだけでなく、患者のリハビリ期間が長くなってしまう」と指摘しました。
テドロス事務局長は、「安全で有効なワクチンを世界的に公平に分配することこそが、『集団免疫』獲得の大前提だ。現在、一部のワクチンはすでに第3相試験の段階に入り、186の経済体が新型コロナウイルスのワクチン実施計画に加入している。ワクチンが手に入るまでは、各国政府と国民はウイルスの感染拡大抑止に尽力しなければならない。これは現段階において、新型コロナウイルスによる長期的な健康被害を防ぐための最良の方法である」と示しました。