北京
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新疆ウイグル自治区人民政府の新聞弁公室は26日夜、カシュガル地区疏附県での新型コロナウイルス感染症の発生と対策についての2回目の記者会見を行いました。カシュガル地区行署のエセティ・ウラインムエセティ副秘書長は、「疏附県での新型コロナウイルス感染の発生を受け、カシュガル地区はただちに緊急対応保障システムを起動し、緊急物資の確保や経済面で困難な住民への支援などに全力を挙げている」と述べました。
ウラインムエセティ副秘書長によれば、生活物資の確保について地元当局は責任者を任命して、肉類や野菜、食糧、油、副食品などの供給と物流をはじめとする各種の仕事を担当させています。また、供給ステーションなど人が密集する場所での予防対策や供給確保についての監督や検査を強化しています。さらに、買い物客の人の流れの整理や検温、換気、消毒など感染防止策を実施しています。
現在のところ、カシュガルにある野菜の三大卸売市場の在庫量は2926トンで、玉ねぎやトマト、セロリ、唐辛子、ニンニクなど野菜類の価格は小幅に下がっています。小麦粉の在庫量は9487トンで、食糧備蓄量は8600トン、食用油の在庫量は4965トンです。飼育場に現存する家畜類と家禽類の数は、市場の肉類需要を満たすことができます。即席麺やソーセージ、乳児用ミルク、各種洗浄用品、清掃用品など日常品の供給ルートも安定しています。
医療防護物資の確保でも、消毒用品、医療薬品や器械など感染防止物資の生産、調達、備蓄、供給に全力挙げて対応しています。カシュガル地区内にある医療防護物資の生産企業14社は全力で生産に努めたことで、25日までに医療防護物資に対する需要を満たすことができました。同時に、市場監督管理部門は検査と法執行に力を入れることで、物資供給の十分な供給と価格の安定を維持しています。(朱、鈴木)