北京
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高齢の康紫健さん夫婦は、湖南省長沙市管轄の長沙県星沙街道(町)の灰埠コミュニティの住民です。子供と別々に暮らしているため、買い物や食事の用意が大きな悩み事になっています。
康さん夫婦に定食を届ける養老マンションのスタッフ
そこで2人は星沙街道が立ち上げた「年配者レストラン」事業に申し込み、定食提供サービスを求めました。今年7月1日から、毎日午前11時半ごろ、街道が管理する養老マンションのスタッフが2人に定食を届けています。
現在、長沙県在住の60歳以上の高齢者は15万人近くに達しており、戸籍人口の18.8%を占めています。これに対して長沙県は今年、資金面における投入を充実させています。一部の村やコミュニティは「年配者レストラン」をはじめとする、高齢者向けの食事サービスをテスト的にスタートしました。助成金を支給された後、60歳以上の高齢者が支払う金額は1食7元(約110円)で、経済的に苦しい人は3元(約47円)となります。事業開始以来、長沙県では150人が8000回以上の食事サービスを受けています。(朱、浅野)