北京
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最近、米国ニューヨーク州のコモ知事は新刊『米国の危機』を出版し、中国が感染症対策で治めた成果を積極的に評価したうえで、自らが危難の中だったにもかかわらず米国に大量の対策物資を寄贈したことに感謝を表しました。これに対して、外交部の趙立堅報道官は23日の定例記者会見で、これは中米両国の人民が助け合い、共に感染症と戦ってきたことのありのままの記録だと評価しました。
趙報道官はまた、「ウイルスは人類共通の敵である。他国に汚名を着せ、責任をなすりつけることでウイルスを追い払うことができない上、感染者を救うこともできない。中米は団結して取り組み、両国の人民と世界の人民の生命の安全と健康をともに守っていくべきである。中国は、米国が早く感染症をくい止めることを心から望んでいる。米国人民の感染症との戦いに引き続き力の及ぶ限り、援助と支援を提供したい」と述べました。
さらに、「中国で感染症が発生した初期の頃、米国各界から貴重な支持と援助をいただいた。その後、米国での感染拡大につれ、中国の多くの省や企業、団体も米国に防疫物資を寄付した」と話しました。
中国税関の統計によりますと、3月1日から10月18日までの間、中国が米国に輸出したマスクの数が累計して377億個に達した。即ち、米国人1人当たりて100個以上の量になります。また、手術用手袋7億4000万双、防護服5億6000万枚、医療用防護ゴーグル4154万個、人工呼吸器1万1701台が米国に輸出したということです。(閣、Yan)