北京
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14日に開かれた、2020年国家貧困扶助の日のシリーズイベントである「医療保障による貧困脱却堅塁攻略フォーラム」で明らかになったところによりますと、2018年以降、「医療保険による貧困扶助3年行動」を通じて、累計で延べ4億6000万人を超える貧困人口に対して3000億元近くの負担削減を実現したということです。
7回目の国家貧困扶助の日(10月17日)を迎えるに当たり、中国では貧困人口に対する「保障すべきものはできる限り保障し、すべての人が保険に加入する」という目標を全体的に実現しました。国家医療保障局のデータによりますと、2019年末現在、貧困人口の保険加入率は安定して99.9%以上を保っており、基本医療、大病保険、医療救助という「三重保障」の下、貧困人口の入院に際して実際に保険で負担されている割合は80%前後で安定していることが分かりました。
国家医療保障局の陳金甫副局長はフォーラムで「これらの数字は我が国の全国民医療保険加入という制度の優位性を物語っている。医療保障部門は貧困脱却の堅塁攻略における任務を全うする上で、制度の整備、メカニズムの健全化、サービスの最適化に絶えず取り組み、小康社会へ向かう中での人民大衆の獲得感、幸福感と安全感を向上させ続けなければならない」と述べました。(ヒガシ、坂下)