北京
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2020年中国国際情報通信展示会で14日に発表された報告で、2019年の国別デジタル経済規模の一位が米国、二位が中国であることが分かりました。
この報告は中国情報通信研究院が発表したもので、47カ国のデジタル経済の発展状況を推計しており、その結果、47カ国のデジタル経済規模は31兆8000億ドル、名目で前年同期比5.4%の増となり、世界のGDPの名目成長率より3.1%高い結果となりました。
デジタル経済の規模でみると、米国が世界トップで、2019年には13兆1000億ドルに達しています。中国は二位で、規模は5兆2000億ドルでした。ドイツ、日本、イギリスがそれぞれ第三、四、五位となっています。ランキングトップ5の国々のデジタル経済規模は47カ国のデジタル経済総量の78.1%を占めています。
2019年の全世界のサービス業、工業、農業におけるデジタル経済浸透率はそれぞれ39.4%、23.5%、7.5%となっています。中国情報通信研究院の劉多院長は「デジタル経済の発展は各国経済の速やかな回復の鍵となる動きで、すでに世界経済成長の潜在力となっている」と述べています。(MOKU、坂下)