北京
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国家発展改革委員会は12日、福建省福州市で行われている第3回デジタル中国建設サミットで、「デジタル経済の100項目の応用場所に関する報告」を発表し、中国のデジタル経済はグリーンで急速に発展しており、大きな潜在力があると指摘しました。
報告は、中国のデジタル経済の新業態や新様式には四つの発展状況が見られるとまとめました。
第一に、オンラインサービスという新たな様式が盛んになっており、消費の新市場を活発にしていることです。ビッグデータや人工知能(AI)などの新興技術は生産や物流、小売り、教育、医療、都市のガバナンスなどの分野での利用が加速しています。統計によりますと、2019年、全国のデジタルビジネスを提供するサービスのプラットフォームの取引総額は34兆8100億元(約543兆6500億円)に達しました。また、2011~2019年の年平均成長率(CAGR)が 20%を超えたということです。
第二に、産業のデジタル化のモデルチェンジが加速し、実体経済の新しい原動力を増強させていることです。
第三に、新たな私経済が急速に発展し、消費と就業の空間を増加させたことです。
第四に、シェア経済の新業態が絶えず生まれ、生産要素の供給に新しい様式が生まれていることです。(藍、藤井)