北京
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王毅外交部長は10日、雲南省騰沖市で、中国を訪問中のイランのザリーフ外相と会談しました。
王部長は「世界は新たな脅威と挑戦にさらされている。国際社会は従来よりさらなる多国間主義の堅持、公平主義の擁護、開放協力の促進が求められている」と述べ、「イラン核合意」を破壊しようとするいかなる一国主義的な行動にも反対する考えを示しました。そのうえで、イラン核問題の政治手段による解決や、核合意と国連安保理第2231号決議の実施にむけて、中国政府が働きかけていく意向を示しました。
また、各側の合理的かつ安全における関心事への考慮から、イラン核合意の擁護を前提に、地域の多国間対話プラットフォームを設置し、重要な利益に関わる各側が参加することを提案しました。同時に、この場での対話を通じて、各側が相互理解を深め、政治的外交手段による中東・湾岸地域が抱える安全問題をめぐって検討することに期待を示しました。
これに対して、ザリーフ外相は「多角的世界は必然の流れで、一方的な覇権主義は長続きできない。中国は世界の重要な力になりつつあり、世界的配置がモデルチェンジしている中で非常に重要な役割を果たしている」と強調しました。また、核合意の有効性を確実に擁護するため、中国、ロシアおよびEUの各側と共同で取り組むことに前向きな姿勢を示しました。そのうえで、湾岸地域における多国間対話プラットフォームを設ける中国の提案を歓迎し、域内の平和と安定維持に向け、各側が柔軟な姿勢で同調してほしい考えを示しました。(朱 CK)