北京
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王毅国務委員兼外交部長が近く展開する一連の外交日程は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の7カ国に及ぶことに対して、外交部の華春瑩報道官は9日の記者会見で、「中国が中国‐ASEAN協力を推進し、ASEANとの友好関係を強化させていく真心のこもった願望とゆるぎない決意を表している」と述べました。
これら一連の外交日程にはインドネシア大統領特使、フィリピン外相の中国来訪のほか、王毅外交部長によるカンボジア、マレーシア、ラオスへの訪問、タイ経由のシンガポール訪問などが含まれています。
華報道官は「ASEAN諸国は中国の友好的な善隣で、『一帯一路』の共同建設における重要な協力パートナーでもある。今年1‐8月期、中国・ASEAN間の貿易額は新型コロナの感染拡大という逆風の中にもかかわらず、3.8%増となり、ASEANが初めて中国最大の貿易パートナーになった」とした上で、「中国は、同じくアジアというファミリー・メンバーの一員として、ASEAN諸国は中国と共に、多国間主義と国際の公平・正義をゆるぎなく守り、地域と世界の発展により大きな安定性を提供し、より多くのポジティブなエネルギを注ぐことを望んでおり、また、きっとそうなるだろうと信じている」と述べました。(hj Yan)