北京
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世界経済フォーラム(WEF)は7日、2021年の年次総会の開催期間を通常の1月から5月へ延期し、開催地もスイスのダボスから変更することを発表しました。
WEFによりますと、2021年の年次総会は来年5月18日から21日にかけて、スイス中部のルツェルン・ビュルゲンシュトックで、「世界の振興」をテーマに開かれるということです。
WEFは「世界で最も厳しい試練に対応するためのソリューションに焦点を当てる」として、出席する世界のリーダーらが全世界の回復に向けたロードマップを共に策定し、持続可能で包容力のある社会の再建に取り組む場とすることを企画しています。
また、新型コロナ禍の影響を踏まえ、「年次総会の開催は参加者と主催側の健康と安全確保を前提とする必要がある」と示しており、具体的な感染対策措置として開催時期を延期するほか、オンラインとオフラインを組み合わせた形にすることで、現地の参加者と全世界の400カ所の人々をオンラインでつなぐ予定だということです。(洋、謙)