諸外国専門家、中国のコロナ対策を評価し「国際協力」呼びかける

　中国は新型コロナウイルスの感染拡大に対して、効果的な予防・抑制措置を速やかに講じ、大きな戦略的成果を収めました。これに対して諸外国の専門家たちは、「中国は自国の感染拡大を封じ込め、それだけでなく世界各国のコロナ対策も積極的に支援し、大国としての責任を示した」と高く評価しています。

　イタリアの中国問題専門家であるロレンツォ・デ・メディチ学院のパランディ准教授は、「中国は感染拡大を受けて、オープンで、透明な、責任ある態度で積極的に国際義務を履行し、速やかに世界保健機関（WHO）や関連する国・地域に感染状況についての情報を報告し、新型コロナウイルスの遺伝子配列を速やかに公開したほか、感染予防・抑制と治療における経験を余すことなく各国と分かち合ってきた」と話しました。その上で、「多国間の枠組があってこそ、グローバル・ガバナンスの各種項目のニーズを初めて満たすことができ、既存の問題にも対応することができる。中国はこれらの原則を唱え続けている。コロナと戦う中国の姿勢やコロナ後の中国の行動は、これらの原則を守る上での責任感と行動力を示している」という見方を示しました。

　また、ロシア中国分析センターのサナコエフ所長は、「感染症に直面して各国が力を合わせて協力することは、習近平主席が打ち出した人類運命共同体の構築という理念に合致している」と述べました。

　さらに、ラオスの著名な研究者であるSykhoun Bounvilay氏は、「中国は国内の感染拡大を抑え込んだだけでなく、世界各国のコロナ対策を積極的に支援し、大国としての責任をしっかりと示している」としています。（Yan、謙）