北京
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23/19
中華人民共和国成立71周年祝賀レセプションが30日夜、国務院主催の下、人民大会堂で開かれ、習近平国家主席、李克強総理ら中国共産党と国家の指導者、招待客を合わせ500人近くが出席しました。
李総理はその中で、「今年は中華人民共和国の歴史上、極めて尋常ではない一年である。突然到来したコロナ禍と経済の鈍化によるショックに直面し、われわれはウイルス感染の予防・抑制と経済社会の発展を統合して推進してきた。その結果、ウイルスとの戦いで戦略的成果を上げ、経済の成長を回復し、貧困脱却の堅塁攻略戦でも著しい成果を遂げ、人民の生活が保障された」と述べました。そのうえで、断固として改革を進め、より高いレベルの対外開放を推進していく意思を伝えました。
李総理は、「一国二制度」、「香港人による香港管理」、「マカオ人によるマカオ管理」および高度な自治という方針を断固として全面的かつ的確に貫いていく意向を示しました。そして、「憲法と基本法に従ってことを運び、その実施と関連する制度やメカニズムを整備し、『一国二制度』の実践を推進していく」と述べました。また、一つの中国原則と「九二共識」を堅持し、いかなる「台湾独立」という分裂の行動や外部からの干渉に対しても、反対と制止する態度を強調しました。さらに、海峡両岸の交流と協力を強化し、両岸関係の平和発展、融合発展と祖国統一の推進を挙げました。そのうえで、平和発展の道を歩み、国家の主権、安全と発展の利益を維持するとともに、人類運命共同体の理念を以て、各国と互恵協力を拡大し、世界ガバナンス体系の改革と構築に参与していく考えを示しました。(ヒガシ CK)