北京
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中国インターネット情報センター(CNNIC)が29日に公表した報告によりますと、2020年6月末時点で、中国のネット利用者は9億4000万人に上り、世界のネット利用者の5分の1を占め、今年3月に比べ3625万人増加しました。また、インターネットの普及率は67%に達し、世界平均より5ポイント高いということです。一方、携帯電話からインターネットに接続する人数は9億3200万人に達し、3月より3546万人増え、ネット利用者が携帯電話から接続する割合が99.2%に上り、2020年3月と横ばいということです。
資料写真(2020年7月17日提供)
それによりますと、今年上半期、オンライン教育やオンライン診療、在宅勤務などにおいて、アプリケーションサービスが社会や経済の正常な運営を維持し、国民生活の基本的なニーズを満たすのに大きな役割を果たしました。6月までに、中国のオンライン教育の利用者は全国の利用者の40.5%に当たる3億8100万人、オンライン診療の利用者は全国の29.4%に当たる2億7600万人、ネットを利用して在宅勤務する人は全国の21.2%に当たる1億9900万人に上ったとのことです。
また、新型コロナの影響を受け、インターネットはサービス業に新たな発展の窓口を提供しています。オンラインでの料理の注文やオンライン教育、ネットによる車の予約、オンライン診療などデジタルサービスが大きく発展し、ネット利用者のニーズに応えるとともに、サービス業のデジタル発展を後押ししています。(藍、Yan、多部)