北京
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国際秩序とグローバルガバナンスをテーマとする藍庁論壇(ランティンフォーラム)が28日、北京で開催され、王毅国務委員兼外交部長が開幕式で講演しました。中国、米国、イギリス、日本などの国と国際組織から100人近くに上る国内外の専門家と学者がフォーラムに出席しました。
王外交部長は講演の中で、「世界は第二次世界大戦が終結して以来のもう一つの重要な歴史的瞬間に直面している」として、世界情勢の変化に直面する中国側の立場を述べた上で、「平和的発展は各国が共に堅守すべき時代のテーマであり、公平と正義は各国が共に守るべき普遍的価値で、団結と進歩は各国が共に堅持すべき人間の正道で、開放と協力は各国が共にとるべき正しい方向だ」と強調しました。
日本の福田康夫元首相はあいさつの中で、「中米間の戦略的安定関係の構築はアジア地域ひいては国際社会の平和的発展にとって極めて重要だ」と表明しました。
同日のフォーラムでは、100人近くの国内外の専門家と学者が「グローバルガバナンスと多国間主義」、「経済回復と国際協力」、「持続可能な発展と貧困脱却」の議題をめぐって深い討議を行いました。(雲、島野)