北京
PM2.577
3/-2
王毅国務委員兼外交部長は27日、ヴォルカン・ボズクル第75回国連総会議長と電話会談を行いました。
王外交部長はこの中で「新型コロナウイルスという新たな衝撃を前に、各国はより緊密に団結して、感染抑制のために力を合わせるべきだ」と指摘し、中国は国連がこの中で重要な役割を果たすことを支持し、国連の各機関との意思疎通と協調を強化するとともに感染を政治とつなげてウイルスにレッテルを貼ることに反対し、感染抑制における協力の正しい方向を堅持していくという姿勢を示しました。
王部長は「われわれは相互連結の時代に入った。この地球村で一国主義、保護主義、孤立主義に進路はなく、持続もできない。大国とはより大きな権力を持つということではなく、より大きな責任が問われるということを意味するのだ」と強調しました。
ボズクル議長は、「国連総会議長として、今回の取り組みの中心は持続可能な開発のための2030アジェンダの目標の実現を推進し、貧困撲滅に力を入れ、必要のある国、特に中小国家を支援することだ」として、多国間主義を強化し、守ることは国連総会の優先議事日程で、多国間主義の提唱者と重要な協力パートナーである中国とこれについての協力を強化したいという考えを伝えました。(ヒガシ、浅野)