北京
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商務部の李成鋼次官補は27日、国務院報道弁公室の行った記者会見で、「今年は中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)自由貿易区発足10周年を迎える。この10年来、域内貿易の投資自由化、利便化が絶えず進められ、中国とASEANは経済貿易協力の黄金期に入った。双方の貿易額は2010年の2928億ドルから2019年の6415億ドルに拡大し、2019年末までの相互投資額は2230億ドルに達した」と明らかにしました。
李次官補によりますと、現在、中国はASEAN諸国で25の海外経済貿易協力拠点を設置しており、ASEANは去年中国にとって二番目の貿易パートナーとなり、今年はさらに中国最大の貿易パートナーに躍進したということです。
これからの見通しについて、李次官補は「双方が中国・ASEAN自由貿易協定を踏まえ、感染症への対応で協力し、双方の企業や人々に利益と福祉をもたらしながら、域内貿易投資の成長や経済の急速回復に努めていく」と抱負を語りました。(Lin、CK)