北京
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「テロ対策、脱過激化と人権保障」をテーマにした国際シンポジウムがこのほど(9月17日)テレビ会議形式で行われました。参加者は、国際社会が連携を強め、テロ対策と脱過激化に共に取り組むよう呼びかけました。
スイス・ジュネーブにある国連事務局とその他の国際機関に常駐する中国代表団の陳旭大使は会議で演説し、「新型コロナウイルス感染症は、世界のテロ対策・脱過激化への取り組みに新たなリスクとチャレンジをもたらしている。国際社会は人類運命共同体の意識をしっかりと持ち、『国連グローバル・テロ対策戦略』を積極的に実行し、多国間主義と国際協力を推進し、各国とりわけ発展途上国のテロ・過激主義への対応と人権促進・擁護の能力を高めていく必要がある」と述べました。
この国際シンポジウムは、世界のテロ対策・脱過激化の実践と経験交流に場づくりを提供することを主旨に、中国の国連ジュネーブ事務局及びスイスにある他の国際組織の常駐代表団、カメルーンの国連ジュネーブ事務局及びスイスにあるその他の国際機関の常駐代表団、中国人権研究会の共同主催によるものです。各国の参加者は、「国連グローバル・テロ対策戦略」の実施を推進するために、国連の加盟諸国は連携を強め、テロ対策での経験を共有すべきだと提言しました。(鵬、Yan)