北京
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習近平国家主席は23日夜、北京で、国連のグテーレス事務総長とオンラインで会談しました。習主席は国連の活動を断固支持すると表明しました。また、各国は相互につながり、運命を共にするものだと強調しました。
習主席は、「発展は持続可能なものでなければならず、人類と自然の関係をうまく処理する必要がある。中国は自国の環境や生態の保護を強めるだけでなく、気候変動への対応という国際的な責任を進んで担い、人類共通のふるさとである地球の保護に力を入れ、各国と共に『グリーンなシルクロード』を構築していく」と述べました。
習主席はまた、「感染症によってグローバルガバナンスシステムにおける不適応、不釣り合いな問題が露わになった。それについては、各当事者がどのように整備するか考えるべきで、それを完全につぶして新たなシステムを構築するべきでない。世界には一つのシステムしかない。すなわち、国連を中核とする国際システムだ。中国はこれまで一度も、イデオロギーの対抗をしたことも、デカップリング(切り離し)を主張したことも、覇を唱えようとしたこともない。我々が考えるのは、14億の中国の人々により良い暮らしをさせ、人類により大きな貢献をすることだ。しかし、国家の主権や民族の尊厳、発展の空間が損なわれることを無視することはなく、自国の正当な権益と国際社会の公平と正義をしっかりと守っていく」と表明しました。
習主席はさらに、「各国は相互につながり、運命を共にするものだ。国、民族、文化、イデオロギーの違いを越えて全人類という高みに立ち、人類運命共同体の構築を促し、我々が生きるふるさと地球を共同で築いていく」と強調しました。(Mou、柳川)