北京
PM2.577
23/19
ロシアの製薬会社ペトロバックス社がこのほど発表したところによりますと、中国の康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)股分有限公司、北京生物技術研究所、軍事医学科学院が共同で研究開発した新型コロナウイルスの候補ワクチンAd5-nCovはロシアで第三期(後期)国際臨床試験(治験)を行い、これまで、初回に接種したロシアのボランティアには副作用がいっさい現れていないことがわかりました。
ペトロバックス社は、今年8月中旬に当該ワクチンの臨床試験に関連する研究許可を得たもので、試験が成功しロシア連邦保健省から使用許可が得られれば、ワクチンの生産を始めるとして、今年年末には月産量が400万剤を超え、2021年に1000万剤になる見込みだと予測しています。(ヒガシ、坂下)